相州の梅沢は、小田原に近い二宮町にその名があるという。 いかにも山深い地のようで、大きくそびえる富士の周辺は霞がかかり、一軒の人家すら見い出せない。また藍色を基調としているのも、そうした深山の雰囲気を盛り上げるのに効果をあげているが、前面の四羽の鶴と飛翔する鶴が全体を印象深いものとしている。 なお、表題に「相州梅沢左」とあるが、現在では“梅沢庄”の誤刻であろうとする見解が一般的となっている。
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