佃島は、徳川家康の神崎川渡舟に摂津国佃村の漁民が協力した功により、その漁民たちが移住したことから名付けられた。現在の中央区佃一帯をさす。往時は橋もない江戸湾の小島であったが、白魚漁が盛んで毎年11月から翌3月頃までは四ッ手綱の漁が行なわれ、江戸の風物詩としてその光景を多くの絵師たちが描いた。 北斎はここで、佃島を遠景で小島として描き、さまざまな用途の舟を描き込んでいるので、まさに船尽くしといった雰囲気の作品に仕上げている。
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