富士見の渡しと呼ばれた御厩川岸は、現在の墨田区本所一丁目辺と台東区蔵前辺とを結ぶ渡し場で、二代将軍秀忠の御厩が儲けられ、御厩奉行を置いたことから、この地名がおこったとされる。 画面は、両国橋を斜めにとらえ、鳥刺の竿の辺に柳橋を小さく描き込んでいる。渡し舟には、物売りや按摩などさまざまな庶民の姿が描かれているが、夕暮れの景色の中で全員無言で、一日の終わりを十分に感じさせる雰囲気が横溢している。
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