揃中で唯一、富士登山を描いたものである。富士の山開きは例年6月1日からで、ここでは金剛杖をつきながら男たちが“おはち参り”をする様子が描かれ、後方の岩室には多勢の登山者が集まっているのがみえる。 この図からは、北斎自身も実際に登山の経験があるのではないかと思わせるほど説明的なものとなっているが、さらに岩肌から沸き出る霧が一段と画面をリアルなものとしている。
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深いブラウンがモダンな印象の木製額で、シンプルなデザインはどのようなインテリアにも馴染みます。 浮世絵木版画は寸法の比率が特殊であるため、既成の額では余白と作品のバランスが不自然になってしまうことが多いですが、こちらの専用額をご利用いただければ、商品が到着したその日から、作品を美しく飾っていただけます。また、紐を通し替えるだけで簡単に縦横どちらの向きでもお使い頂け、作品の入れ替えはとても簡単です。 ガラスの代わりに丈夫で軽いアクリル板を使用していますので、輸送や持ち運びも安心です。