冨嶽三十六景 No.31東海道金谷ノ不二
東海道島田宿から金谷ヘ向うのには、難所のーっとして知られた大井川を渡らなければならなかった。その大井川は、幕府の政策上から渡し舟や架橋は許されず、旅人たちは川越人足を雇い、歩行越をして旅を進めたのであった。本図は、その川越えの様子を描いたもので、驚くことに画中には100人以上もの川越人足と旅人が描き込まれている。
揃中では「駿州片倉茶園ノ不二」とともに、細密な描写と華やいだ色調を示す異色の作品といえる。
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本商品は江戸時代より変わらぬ技術・技法を継承し、伝統の多色摺り木版画を制作する「江戸木版画」というブランドとして、経済産業大臣指定伝統的工芸品、東京都伝統工芸品に指定されております。
・越前生漉奉書使用
・版画寸法:タテ約25cm×ヨコ約38 cm
・額入り(専用額について)
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