冨嶽三十六景 No.27相州梅沢左
相州の梅沢は、小田原に近い二宮町にその名があるという。
いかにも山深い地のようで、大きくそびえる富士の周辺は霞がかかり、一軒の人家すら見い出せない。また藍色を基調としているのも、そうした深山の雰囲気を盛り上げるのに効果をあげているが、前面の四羽の鶴と飛翔する鶴が全体を印象深いものとしている。
なお、表題に「相州梅沢左」とあるが、現在では“梅沢庄”の誤刻であろうとする見解が一般的となっている。
※こちらの商品には専用額が付属しています
>> 専用額について詳しくはこちら
本商品は江戸時代より変わらぬ技術・技法を継承し、伝統の多色摺り木版画を制作する「江戸木版画」というブランドとして、経済産業大臣指定伝統的工芸品、東京都伝統工芸品に指定されております。
・越前生漉奉書使用
・版画寸法:タテ約25cm×ヨコ約38 cm
・額入り(専用額について)
※ 額無しでのご注文も承っております。備考欄に「額無し希望」とご記入をお願いいたします。折り返しのメールにて金額を変更いたします。