冨嶽三十六景 No.44諸人登山
揃中で唯一、富士登山を描いたものである。富士の山開きは例年6月1日からで、ここでは金剛杖をつきながら男たちが“おはち参り”をする様子が描かれ、後方の岩室には多勢の登山者が集まっているのがみえる。
この図からは、北斎自身も実際に登山の経験があるのではないかと思わせるほど説明的なものとなっているが、さらに岩肌から沸き出る霧が一段と画面をリアルなものとしている。
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本商品は江戸時代より変わらぬ技術・技法を継承し、伝統の多色摺り木版画を制作する「江戸木版画」というブランドとして、経済産業大臣指定伝統的工芸品、東京都伝統工芸品に指定されております。
・越前生漉奉書使用
・版画寸法:タテ約25cm×ヨコ約38 cm
・額入り(専用額について)
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