冨嶽三十六景 No.18御厩川岸より両国橋夕陽見
富士見の渡しと呼ばれた御厩川岸は、現在の墨田区本所一丁目辺と台東区蔵前辺とを結ぶ渡し場で、二代将軍秀忠の御厩が儲けられ、御厩奉行を置いたことから、この地名がおこったとされる。
画面は、両国橋を斜めにとらえ、鳥刺の竿の辺に柳橋を小さく描き込んでいる。渡し舟には、物売りや按摩などさまざまな庶民の姿が描かれているが、夕暮れの景色の中で全員無言で、一日の終わりを十分に感じさせる雰囲気が横溢している。
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本商品は江戸時代より変わらぬ技術・技法を継承し、伝統の多色摺り木版画を制作する「江戸木版画」というブランドとして、経済産業大臣指定伝統的工芸品、東京都伝統工芸品に指定されております。
・越前生漉奉書使用
・版画寸法:タテ約25cm×ヨコ約38 cm
・額入り(専用額について)
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